「透明男と人間女」「人間のいない国」岩飛猫が描くBL「満たしてケルベロス」

「満たしてケルベロス」

岩飛猫の単行本「満たしてケルベロス」が、本日6月10日に発売された。

物語の主人公は死んだ魂を冥界へと運ぶ渡し守・カローン。守銭奴の彼は、死者から渡し船の運賃をせびっては、使えもしない金を持て余すという虚しい日々を送っていた。しかしあるきっかけから地獄の番犬・ケルベロスと出会い、カローンの日常は一変する。寒さをしのぐため、カローンがケルベロスに毛布になれと命令し、代わりに彼を撫でたことから、味を占めたケルベロスはさらなるスキンシップを求めてきて……。「透明男と人間女~そのうち夫婦になるふたり~」「人間のいない国」で知られる岩飛猫による、愛が強めなケルベロスと愛を知らないカローンのボーイズラブだ。

単行本には描き下ろしの後日談が収録され、電子版には「comic marginal エロ増刊~4周年記念号~【ライト版】」に掲載された11ページの読み切り「腹ぺこライオンは無自覚ドM」を収録。単行本化を記念し、双葉社のBL誌・comic marginalの公式Twitterでは岩飛猫の直筆サイン入り色紙を抽選で2人にプレゼントするキャンペーンを実施している。応募期間は7月10日まで。詳細はcomic marginalの公式サイトで確認しよう。